
- 転職エージェントって何をしてくれるの?
- 転職エージェントを使うメリットはあるの?
- 転職エージェントとのやりとりがめんどくさい…
- 転職エージェントを有効に活用したい…
今回はそんな悩みにお応えしていきます!
転職エージェント…
使ったことのない方は、エージェントが何をやってくれるのか、どんな役割を担っているのか、中々わからないですよね?
僕も最初は、「しつこく連絡してきて、面倒くさいな〜。(←失礼)」くらいな感じで思っていました。笑
しかし、コミュニケーションをとっていくうちに、転職エージェントの仕組みを理解し、エージェントの手助けの重要さを痛感した今では、「使い倒すぜ!!」という気概で接しています。

転職エージェント側としても、使い倒してもらった方が冥利に尽きるのではないかと、僕は勝手に思ってます。笑
今回紹介するものは、僕自身が実際に調べて何人もの転職エージェントとやりとりをしていく中で身につけたものです。
そして、僕の周りの20代・30代の転職経験者にも、この方法を紹介し実際に満足のいく転職を成功させています。
今回はそんな転職エージェントの使い倒し方9つを紹介していきます!
転職エージェントとは?実態とその仕組み

転職エージェントとは人材紹介サービスの一つで、あなたの転職において様々なサポートをしてくれる転職のスペシャリスト集団です。
また、ただ求職者と企業を結びつけるだけの人たちではありません。
転職希望の求職者にとっては・・・
あなたの希望を最大限叶え、希望した企業から内定をもらうために最善を尽くしてくれます。
求人を出している企業にとっては・・・
採用でのミスマッチを防ぎ、外注化による時間・コスト削減に貢献し、人事の負担を減らして、内定率をアップさせる、ということに一役買っている存在です。
両者にとっては、特に要所で求職者・企業の要望をヒアリングし、お互いのミスマッチを極力減らし、ウィンウィンな関係で求職者がこれから気持ちよく働けることを念頭に置いて、手厚いサポートをしてくれるのです。
転職エージェントの仕組みは下の写真のような相関関係で成り立っています。

そう、つまり求職者から一切のお金を受け取らず、内定した企業から報酬をもらっているのです。
企業からエージェントへの報酬の大体の相場は、あなたが企業から提示された年収の30%と言われています。

年収300万円なら100万円の報酬!転職エージェントの報酬って結構多いんだね!
そのため、転職エージェントは時間をかけて手厚いサポートをし、それによって内定を取ってもらうために必死になってくれます。
また、人との繋がりで成り立つ職業なので、その人がさらにその次に転職をする場合、リピーターとなってくれる可能性もあるため、転職が終わっても連絡をくれるエージェントもいます。
まずは、上の画像の転職エージェントのサービスとメリットを解説します。
これを確認した上で、これからの活用方法を見ていただけると、さらに明確に深く、転職エージェントのことを理解できます!

会員登録
- 会員登録は書ける範囲でOK!転職エージェントがヒアリングを元に加筆・修正してくれます

面談
- 求職者の希望を転職エージェントが丁寧にヒアリング!

求人紹介
- ヒアリングを元に適切な求人を提案
- 財務状況が良好な企業を選ぶことができる
- 転職エージェントが業界・企業との強いパイプをもっている

書類作成
- 書類の添削をしてくれる
- 求人サイトによっては書類のフォーマットを作成してくれる企業もある

面接
- 選考日程の調整をしてくれる

条件交渉
- 給与や入社日などの条件を代わりに交渉してくれる

採用・入社
- 入社後も転職先での状況などのヒアリングをしてくれる

ここに挙げた全てのサポートをしてくれるとは限りませんが、あなたが望めば、必ずやってくれるサポートです。
あなた自身が要求を高く持ち、良いエージェントに出会うことができれば、転職エージェントには確かなメリットがあります!
【活用法】初回面談編

1 エントリーシートをブラッシュアップしてもらうという意識で面談に挑む
転職サイトに登録する際に必ず、自分の履歴書の内容や職務経歴を書き込むシステムになっています。
サイトによっては、それ自体を履歴書や職務経歴書として作成してくれるところもあったりします。
もちろん、自分で詳細をしっかり書き込むことは大切ですが、初回面談で転職エージェントがヒアリングをしてくれて、自分が最初に書いた内容を加筆してくれたり、リライトしてくれたりします。
そのため、ただただ「話を聞いてくれているんだ」というイメージよりも「こういうことを話そう」とか「こういうところを話したいんだけど、自分でうまく表現ができない」といったところをあらかじめ準備しておいて、しっかりと伝えるようにしましょう!
エージェントは何百人と求職者とコミュニケーションを取っています。
つまり話を聞くプロであり、わかりにくい表現をしっかり言葉にしてくれるプロです。
恥ずかしがらずに、自分のできる範囲で構わないので、伝える努力をしてみましょう。
2 転職エージェントに自分の転職のコンセプトをしっかりと伝える
転職する上で、自分自身の「転職のコンセプト」を決めることはとても重要です。
転職のコンセプトとは・・・
あなたが転職をする上で、譲れないポイントのこと。
転職のコンセプトの一例▼
- 年収○百万円欲しい
- 勤務地は都内 転勤は無し
- 残業が少なく、残業代がしっかり出る
- この職種のこのポジションに就きたい
etc..

「あなたが直近の仕事を辞めて、次の会社で改善したいこと」をうまく絡められると、転職理由に繋がり、企業との親和性も高くなるので良いです。
ちなみにですが、このポイントは一度決めたら基本的に変えないほうが良いです。
なぜなら、そんな簡単に変えられるコンセプトなら転職する必要はないと僕なら思ってしまうし、一貫性がないと転職できたとしても、成功とは言えなくなるからです。
現状を改善したいための転職なのに、現状維持、またはそれより下がっても、あなたはまたすぐに転職したいと思ってしまうに違いありません。
アパレルブランドでも、ブランドをつくる際に「ブランドコンセプト」は絶対決めます。
そうしないと、買ってもらいたいお客さんに目掛けて商品をうまく訴求・提案できないですよね?
そうするとものは売れないし、ブランドとしてもコンセプトがブレブレだと絶対に長くは続きません。
それと全く一緒です。
意思を貫いて、「この転職は成功だった!」と思えるよう、コンセプトは明確にしっかりと持ちましょう!
3 転職エージェントに要点の詳細情報や自分の意見をしっかりと伝える
これは上の2つの項目と重複する部分もあるかもしれませんが、聞かれたことに対してしっかり受け応えできななかったり意思が強くないと「この人本当に転職できるだろうか…?」とエージェントを悩ませてしまいます。
エージェントも人間だし、商売としてあなたと向き合っているのは迷うことない事実です。
つまり、エージェントにとってあなたは「商品」なので、良い商品と思わせる必要があります。
質問に対して、急いで応える必要はありません。
このご時世なので、初回面談はほぼ電話でしょうから緊張しにくいと思いますが緊張しそうになったら、一度深呼吸して間を取って落ち着き、自分の頭で整理してから話すように意識しましょう。

ちなみに、この面談も面接の事前練習だと思えば、より一層、本番の面接でのレベルが上がった状態で挑めるので、そういった思考で望むのもありだと思います!
【活用法】書類選考編

4 書類の誤字脱字をチェックしてもらう
もしあなたが在籍中だった場合、思った以上に転職にかけられる時間は制限されてしまいます。
書類もできる限り、細かく丁寧に書くことは大事です。
書類を見返す時間すら惜しいかもしれません。
さらに意外と自分が書いた文章の誤字脱字に気付くのは難しいので、2,3回はチェックする必要性があります。
完璧を求めるのにはあなたが想像している以上に時間がかかるんです。

僕もよく、取引先へ大事なメールを送る際に、送る前に2-3回見直しますが、修正しなかったことはないってくらい、自分自身で書き直します。笑
でも、選考用の書類に関しては自分で見るのは1回でOKです。
自分で見返したら、エージェントに誤字脱字やおかしな文章がないか、話の道筋がしっかり通っているかとチェックしてもらっちゃいましょう。
何度も言いますが、エージェントはそういった点でもプロです。
ちゃんとフィードバックをしてくれるので、臆することなく見てもらうようにしましょう!
5 職務経歴書は特に企業の求人内容とマッチしているか、チェックしてもらう
ここはとても大切で、ぴっか流では「職務経歴書は企業に応じて内容を変えるべし!」と訴えていますが、それは何故かというと、企業とあなたの親和性を極限まで高めるためだからです。
企業は当然ながら、あなたとの「相性が良いか」を判断基準の一つとしています。
あなたのキャリアが即戦力として自分の企業で使えるのか?またそれを元に長く働いてくれるのか?が20代30代の転職では必須条件となります。
つまり、書類の段階であなたがマッチしていない書類を作成して提出しても、書類選考するはずがないんです。
なので、職務経歴書の内容は都度変える必要があるのですが、それが本当にマッチしているか、自分の中ではマッチしてるようでも、他人からみたらマッチしていないかもしれません。
第三者にちゃんと添削してもらって、指摘されたら素直に書き直しましょう。
【活用法】企業面接編

6 面接本番の前に面接の練習の相手をしてもらう
面接練習は一度は絶対お願いしましょう。
恥ずかしい?なんて思っていたら、いつまで経ってもあなたの転職は成功しません。
効率的かつ確実に面接をクリアするため、これからあなたの生活が転職によって少しでも改善されるなら、そのつまらない羞恥心やプランドは捨ててしまいましょう。
面接の練習はお願いすれば必ず引き受けてくれます。
できるだけ面接に近い環境を作って、面接の練習に臨みましょう。
いくら、エージェントと顔見知りになったからといって、ヘラヘラしていた駄目ですよ。
練習とはいえど、本番だと思い真面目に取り組みましょう。

面接が終わったら、手伝ってもらった転職エージェントに良かった点・改善点をしっかり聞いて、自分が納得するまで相手をしてもらいましょう。
7 面接後に転職エージェントから企業へアプローチしてもらう
面接後に企業へフォローができることも、転職エージェントの強みでしょう。
「このポイントを言い忘れてた」や「ここで緊張して話がずれてしまったけど、本当はこういう意図をお話ししたかった」ということを伝えて、企業にアピールしてもらいましょう。
ちなみにアプローチを依頼する期限としては、面接後1日以内、というのが面接官があなたを覚えているおおよその期限ですので、できる限り面接がおわったらすぐに送れるように面接がおわったら振り返ることを忘れずにしておきましょう!
8 面接後に企業へ面接の良し悪しのフィードバックをもらう
この項目、意外と知らない方が多いですが、面接直後に良かった点・悪かった点を企業から教えてもらうようにしてもらいましょう。
これに関しては転職活動のPDCAサイクルをどんどん回して、自分の経験値を上げていくのが目的です。
意外と自分自身では自信があったポイントでも、ダメ出しされるケースは少なくありません。

僕は100%に近い確率で、企業からフィードバックを頂けていました。
ですので、もらえない、なんて事はないはずですよ!
9 転職エージェントから企業へ給与・条件など、企業との交渉
給与や入社時期など、交渉出来る人はいいですが中々できない人も多いはず。
転職エージェントはそんな条件を自分の理想に近づくように交渉してくれます。
内定が決まってしまえば、もう交渉することはできません。
(例外として内定をもらってから条件の擦り合わせをする企業もあります。特に中小企業。)
ここまで来たらあなたも選ぶ立場です。
自分の転職のコンセプトを今一度確認して、本当にこの企業で良いかをしっかり見極めてください。
もしあと少し、もう一声、という状況であれば、勇気を持ってエージェントに相談しましょう!
べらぼうな条件変更でなければ、内定後でも歩み寄ってくれるところもあります。
でも本来は、面接時にしっかりと自分の要望は伝えた上で内定がもらえるものだし、後出しで言うことは、決して良いことではありません。
あなたの印象を最大限上げた状態で入社したいのであれば、面接の時に条件面は話し合っておきましょう。
アパレルの専門知識を持った転職エージェント(企業)を紹介
僕が実際に使って、本当に良かった!と思う転職サイトは「クリーデンス」です。
特にお勧めする理由としては・・・
- アパレルの専門知識を持ったエージェントが多数在籍
- 上記全てを実際に僕が実践できた企業
- アパレルの非公開求人が圧倒的に多い
是非、下の記事を読んで、まだ登録してない方は登録しよう!
そして、是非今回紹介した9つの方法を実践してください!
さいごに
以上、転職エージェントを使い倒す、9つの方法でした。
今回のまとめです▼
- エントリーシートをブラッシュアップしてもらうという意識で面談に挑む
- 転職エージェントに自分の転職のコンセプトをしっかりと伝える
- 転職エージェントに要点の詳細情報や自分の意見をしっかりと伝える
- 書類の誤字脱字をチェックしてもらう
- 職務経歴書は特に企業の求人内容とマッチしているか、チェックしてもらう
- 面接本番の前に面接の練習の相手をしてもらう
- 面接後に転職エージェントから企業へアプローチしてもらう
- 面接後に企業へ面接の良し悪しのフィードバックをもらう
- 転職エージェントから企業へ給与・条件など、企業との交渉

上の9つのうち、あなたはどのくらい理解して実践できているでしょうか?
おそらく、ほとんどの人が100%は有効活用できていないと思うので、あなたがこれらを習得できたとしたら、とても大きなアドバンテージになること間違い無しです!
今からでも遅くはないので、何度もこの記事を見返して、希望にあったより良い環境に転職ができる近道になるといいですね!
では本日はこの辺で、失礼します!!
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